マナーや敬語はできると思っていても使えていなかったり、案外きちんと講習などで指導を受けたことのある人は少ないのではないでしょうか。敬語が使えないと、仕事で相手先や上司に失礼な印象を与えかねません。マナーがなってないと、あの人は常識がないとレッテルを張られてしまいます。
では、どうやって敬語やマナーを身に付ければいいのかという事になりますが、大多数は家庭環境や学校教育などの中で自然に身についていくものではないかと思います。会社での研修は別として、改めて講義を受けたことのあるという人は少ないのではないでしょうか。社会人になって今更講習を受けたくない、ましてや新人でもないのに受けたくないとう人もいるかもしれませんが、大人になった今だからこそ講習を受けてみる価値があるかもしれません。社会人向けの講習を取り入れる会社が多かったり、個人的にも参加できるがセミナーが人気なのは大人にこそ受けて欲しいということの表れではないでしょうか。
ここで改めて確認したいのは、その使い方ではなく、言葉や行為に添える気持ちです。どんなにきれいな言葉で話ができても、スマートな立ち居振る舞いができても、そこに心が伴わなければ何の意味もありません。大人になって受ける講習には、そこを確認する意味もあると思います。「言葉使い」を「言葉遣い」という感じで現すことがあるように、心を、気を遣ってこそ、その言葉や行動に敬意が込められるものではないでしょうか。